先日、SNS世界最大手のFacebookが新規株式公開を申請しました。
50億ドルの調達を狙ってのことだが、企業価値が800億ドルを超える見込みらしい。
この規模は日本企業で言うとNTTドコモ並みの企業規模となります。
 
私の周りでもFacebookをやっている人が多く、企業サイトでも急激な勢いで
増えているのであまり大きな驚きはありませんでした。
かくいう私も一応やっていますが、自社サイトを開設して営業活動や採用活動に活かしたくて、
その前に自分でやってみないと・・・、という思いから始めました。

ネットの活用なくして企業の発展は望めない時代となり、
その効用は狙い通りに行くものばかりでなく、時には色んな驚きの効用があります。

例えば、テレビでも話題になっているのでご存知の方は多いかと思いますが「初音ミク」は、
ある会社がヤマハの音声合成システムを使って作成したパソコンソフトであり、
そのソフトのキャラクターが、使用するユーザーによってインターネット上の動画サイトに
アップされて楽曲からキャラクター、CGなど多くのユーザーの手で想像されていったものです。

この動画サイト上で自然発生的に作られたものが全世界にファンを持ち、
CGによるコンサートを開くと多くのファンを動員するところまで発展しました。

このソフトを作った会社も最初からこのようなヒットを想定していなかったと思います。

また、人に聞いた話ですが、日本に観光で来た外国人が姫路駅の新幹線ホームで
のぞみ号の通過する様子を撮影して、ある動画サイトにのせたところ、
駅のホームを300キロ近いスピードで通過する国はない、とすごい反響となり、
結果、日本に来て生でその様子を見たいと今外国人観光客には人気のスポットになっています。

これも最初からJRが意図的に宣伝したものではなく、偶々観光に来た人が
記念に新幹線の動画を撮り、すごいと個人的に思ってアップしたことに端を発しているはずです。

ネット端末がスマートフォンの普及などにより更に身近となり、SNSの普及は手軽にリアルタイムで
情報を配信することを可能にし、企業活動上でも社員管理に役立ちます。

このことは狙い通りなのですが、その一方では、嫌な驚きとなる
「プライバシーがなくなる危険性」も顕在化します。
 
モノが便利になればなるほど、その代償として「自己責任」が問われますが、
企業活動上では「従業員の自己責任、会社は知らない」では済まされません。

新年度を迎えるにあたって、「情報の取り扱い」とその運用上の仕組み作り、
使用する社員への教育を検討されてみては如何でしょうか。