12月12日、日本漢字能力検定協会は2011年を表す漢字を「絆」と発表しました。今年で17回目の発表を迎えたわけですが、第1回目は阪神淡路大震災の年で「震」でした。今年も有力候補だったそうですが、そのような一字では暗いなと思っていた矢先、前向きに頑張ろうという皆の想いが一致したのでしょう。

過去に発表された漢字を見ると、マイナスのイメージが多い中、今年は希望の持てる一字が選ばれ、ほっとされた方も多いのではないでしょうか。投票された人、この漢字を見てなるほどと思った人は、暗い雰囲気を吹っ飛ばして一致団結していこうという気持ちになり、ほんの小さなつながりが、実は大きな意味を持っていたということに気づかれたのだと思います。


一方、株式会社インテリジェンスから、「2011年の仕事観を表す漢字」に関する調査(25〜39歳のビジネスパーソン1,000人が回答)の結果が発表されました。

その第1位は「耐」でした。

皆さんは、この漢字を見てどのように思われたでしょうか。

一見するとマイナスイメージのある漢字だと思います。確かに企業としてはリーマンショック以後、持ち直し始めたところに災害があり、非常に苦しい状況だったと言えますが、「忍耐強くこの状況を乗り切り、成長ができた」「最終的に黒字達成ができた」など、この最大の危機を乗り越え、事業を継続させるために本当に必要なことを学んだ人もいるようです。

地域、人、企業によって受け取り方は様々ですが、今回の震災から得たものは非常に大きいものだと思います。私自身、17年前の震災の経験を近くで経験しましたが、社会人になって自身ができること、人事労務の面から考え、来年は「飛」と答えることができるように努力していきたいと思います。


プロモーション事業部 長尾