早いもので新年度を向かえ、新たに社会人となった方も多いでしょう。

22〜23歳の新入社員、25〜27歳の若手社員を対象とした面白い意識調査結果があります。
仕事に熱意があるかという問いに対し、「とてもある」と答えた新入社員は24%、若手社員は14%。

最も興味深かったのは、熱意がないと答えた若手社員の64%が「過去に熱意はあった」と答え、「熱意がなくなった時期」は入社2年目が33%、入社1年目と入社3年目がそれぞれ27%。これまた興味深いのが「仕事の達成感を初めて感じたのはいつか?」という問いに対して、入社3年半後という答えが最も多く出ています。仕事の面白みを理解するには最低3年以上かかるけれどもその前に熱意がなくなりがちという、なんとなく頷ける意識調査結果です。

これは社員からの視点ですが、じゃあ企業はどうかというと、採用コストをかけたわけですから退職はおろか熱意がなくなることを防ぎたいと考えるのは当然です。メンター制度であったり社員教育であったりと、企業はあの手この手で考えるわけです。社員数1,000人未満の企業では入社前研修費用が1人あたり51,760円と、1,000人を超える企業よりも費用をかけているという調査結果もあります。入社後研修はその逆ですが、それでも企業規模関係なく、平均費用は16万円超という結果も出ています。

これを対比して見るとまざまざと考えさせられます。企業は新入社員を育てたいがゆえに安くない費用をかけますが、その企業の考えに反して、新入社員や若手社員は熱意を失う方が出てくる。ただでさえグローバル化が進み、日本人ではなく外国人を積極採用する企業が増えている昨今、上記のような採用のミスマッチが増えてくると大手企業ほど採用の比重を外国人にシフトすることは間違いないでしょう。

熱意は企業が引き出すことはできません。引き出す手助けしかできません、自分で熱意を持つ以外に方法はないわけですから、新入社員の方々には入社1年目・2年目・3年目と言わず、常に熱意を持って頑張ってほしいと期待しています。

プロモーション事業部
木村