以前このコラムでクールビズについて書きました。クールビズがあればウォームビズもありということで、極めて短絡的ながら今回はこのウォームビズについて。

ウォームビズとは環境省の呼びかけにより地球温暖化防止のため、暖房時のオフィスの室温を20℃に設定することです。 「暖房機器に頼らず寒ければ着る、働きやすく暖かいビジネススタイル」ということで、暖房に必要なエネルギー使用量を削減することにより、CO2発生を削減し地球温暖化を防止することが目的であり、過剰な暖房を抑制するための呼びかけといえます。
確かに真冬にも関わらず、汗をかくほど暖房のきいた建物って時々ありますね。

ただ、クールビズが先行してスタートしたせいか、このウォームビズについて一般的にどの程度浸透しているのか、個人的には正直良く分からないのが実感でした。 クールビズのロゴマークを掲げている企業はよく見かけますが、ウォームビズについては余り見かけないような・・。

 ノーネクタイ、ノージャケットと、視覚的な差異の大きいクールビズに比べると、ウォームビズの場合、あまりそういう意味での違和感を感じにくいのも原因のように思えます。実際、多く着こんで仕事をしている人を見かけても「ああ、寒がりなんだなあ。」といった程度にしか意識が及ばないからなのでしょうか。

もっとも、そもそもオフィスの設定温度が20℃というのも今回この記事を書くに当たって初めて知った程度ですから、私の環境意識の低さ故ともいえるのでしょうが、調べてみたところ、アンケートでウォームビズを知っていると回答した人は21年で85%以上、実際にオフィスの設定温度を下げていると回答した企業は56%以上あるようです。

クールビズには及ばないものの、やはりウォームビズについても、私が思っている以上に一般に浸透しており、環境問題に対する関心度は高いようです。ある調査によると、冬季に暖房を23℃以上に設定している企業は約50%あり、暖房温度の適正な設定はまだまだ省エネの余地が多い取組課題であるとのこと。 オフィスの室温を23℃から3℃下げることで、消費エネルギーは約2割削減できるため、大きなCO2削減効果があるといえます。

昨年夏の暑さがウソのような寒さの厳しい今年の冬でありますが、その辺りを気持ちの片隅に置いてくれぐれもムダな暖房には注意をはらいたいと思います。


マネージメント事業部
寺面