明けましておめでとうございます。
年末年始の休暇も終わり、いよいよ2011年も本格的にスタートしました。

年末年始のニュースや新聞記事では、2011年の景気予測等が取沙汰されておりました。どれもあまり景気のいい話はなかったように感じられますが、4日の株式市場では昨年末の終値から169円高となり約7ヶ月ぶりの水準となり幸先のいいスタートとなりました。

株式市場では「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる、子は繁盛、丑つまずき、寅千里を走り、卯跳ねる。」という格言があるそうです。
昨年の寅は「千里を走る」と例えられ力強く走り続ける様を想像しがちですが、実際は株価が大きく変動する不安定なことを例えたもののようです。そう考えるとあながち外れてもいなかったかと思います。
それでは卯年はどうかというと、これは読んで字の如く株価が跳ね上がることを意味し、躍動感のある年であることが多いといわれています。

こういったものは希望的な観測や語呂合わせなどから派生することが多いようですが、過去の統計では意外と当たっているようです。
過去の数字を見てみると日経平均株価の年間騰落率で卯年は23%の上昇率を示しています。少し気の早い話になりますが2012年の干支である辰年は29%の上昇率で格言の通り十二支の中で1番の上昇率とのことです。
株価の上昇にはそれなりの理由があるはずですが、こういった格言の希望や願いといったようなものが、社会に対して少し余裕を持たせているようにも感じます。

最近の経済状況ではなかなか明るい兆しの報道は見られませんが、雇用問題等については昨年、一昨年の今頃と比較するとかなり状況は改善しつつあるという印象を受けます。
2011年は雇用に関して「つなぐ」、「創る」「守る」という3本柱をもとにした政策が合意され雇用促進、創出、支援等の内容が盛り込まれました。
また、4月からは雇用促進税制が導入され、一定以上の雇用を増加した場合には法人税が減税されることとなりました。
実際の実効性等については現在のところ賛否両論あるようですが、格言のように希望的な観測をもって受け止め、こういったことを足掛かりに良い傾向に向かうことを願います。


マネジメント事業部
中丸