早いもので今年も残りわずかです。日を追うごとにそう感じる毎日ですが、早いもので来年の箱根駅伝のチームエントリー発表がありました。私も陸上でそれなりに結果を残した(思いあがりかもしれません)アスリートでしたので、どうしても陸上は今でもテレビ観戦してしまいます。その中でも箱根駅伝は、陸上経験者でなくても誰もが知っている陸上界で最もメジャーなものと言えるでしょう。

強引かもしれませんが、箱根駅伝というのは会社組織に通じるものがあります。例えば、花の2区と呼ばれる区間には各大学のエースが配置されますが、企業にもエースと呼ばれるような社員がいると思います。また、山上り・下りに代表されるような特殊区間は、企業における専門分野のスペシャリストと言えます。つなぎの区間と呼ばれるところは、企業における名脇役であったりオールラウンダーと言えます。

近年の箱根駅伝はエースでいて且つスペシャリストを要する大学が勝っていますが、その実、オールラウンダーの存在が大きいと考えます。逆に、エースに依存している大学は軒並み苦戦を強いられています。エース不在でもスペシャリストとオールラウンダーの予想を超えた頑張りを見せた大学は好成績を収めています。

これを会社に置き換えるとどうか−。社員全員がエースの会社は皆無でしょうし、エースがいない会社はそれはそれで問題です。エースに完全に頼り切っている会社は大問題です。エースが退職したらどうしますか?エースが不調に陥ったらどうしますか?エースの存在1つで会社業績を左右するのはリスクが高過ぎます。そう考えると、エースにはなり切れないけれども、ある1つのことを任せると凄い力を発揮するようなスペシャリストの存在も当然必要です。全員がスペシャリストだと、得意な1つのことしか出来ない、それだけに没頭してしまう組織になってしまうため、脇を固めるオールラウンダーも当然必要です。

エースが1、スペシャリストが3、オールラウンダーが6いれば、会社は上手にまわるものです(ピラミッドの形です)。人には適性がありますが、そこを見極める監督(=経営者、役員、上司)の手腕が問われるのはもちろんのこと、適性を見極めた上で人員配置を行い、且つ育てることが一番大事で一番難しいことです。年内からは難しいかもしれませんが、心機一転、新年からは適性を見出し、その分野の力を伸ばして上げることに注力してはいかがでしょうか。

プロモーション事業部
木村