みなさんは「新卒応援ハローワーク」というものが新設されていることをご存知ですか?

今年の9月以降、全国の都道府県労働局に新設されています。その窓口対象となるのは、新卒者と卒業後3年以内の既卒者。民間企業で人事経験がある専門相談員が個別に対応し、就職まで一貫した支援を行っています。

学生向けの窓口が新設されてからというもの、ハローワークでは大学生の来訪者が昨年の数倍も増えており、今まで大企業を中心に動いていた大学生も中小企業に目を向けて就職活動を行うようになってきました。私が学生の頃は、確かに「氷河期」とよばれていましたが、ハローワークを利用することはありませんでしたので、厳しい就職状況であることがよく伝わってきます。

それでは今は「超氷河期」なのでしょうか。

目線を変えて見ると、採用活動を行っている企業の中には応募者が例年と変わらない、もしくは少なくなっているところもあり、必ずしも就職ができないというわけではありません。近年の不況がなにかしら学生と企業の間でミスマッチを起こす原因となり、間接的に影響を与えているのではないかと思います。まだまだ学生がネームバリューを求めていることも考えられます。

政府は雇用問題を重要視し、特に新卒者の雇用に関して危機感を感じているため、政府、大学、企業の3者で話し合う協議の会合を開くようです。就職活動の早期化・長期化の問題、採用枠の拡大、新卒扱いとする条件などの意見交換を行い、問題の早期解決へ向けて動き出しています。

政府の行動がどこまで具体化されて、どういった効果を生じることになるのか、雇用問題の行く末を気にしながら年越しを迎えたいと思います。

マネジメント事業部