今年も残すところあと1ヶ月となりました。徐々に年末といった独特の雰囲気に
なってくるのだと思います。その中で先日流行語大賞候補が発表されていました。
その流行語大賞候補の中でふと目にとまったのが「最小不幸社会」という言葉です。
これは菅首相が就任会見で掲げたマニフェストになります。

その意味は、「政治の役割は、貧困や戦争など国民や世界の人が不幸になる要素を
いかに少なくしていくかだ」という意味だそうです。
この言葉はかなり耳慣れない言葉ですし、違和感を覚えました。
言葉的には「最小不幸」というよりは「最大幸福」ではないのかと?
最大幸福よりも少し目線を下げてできるだけ今の水準を保ちつつ
できれば不幸になる人を少なくしましょう、といった感じに取れます。

財政再建や経済成長という言葉を今まで何回聞いてきたでしょうか?
国としては一生懸命取り組んではいるのでしょうが、国民生活は何一つ変わっては
いません。一向に従業員の手取りは増えません。逆に手取り額は減少しているともいえます。
いわゆる国の取り組みが「企業」には反映しているかもしれませんが、
従業員には反映されていない、特に若い世代に反映されていません。

この若い世代の所得をどうするのか?どう考えているのか?「最小不幸社会」という
言葉からは感じ取れません。
その為には若い世代に創造性のあるチャレンジをしてもらう事・若い世代が
主役になれるような形を作らねばなりません。
ここ数年でもコロコロ変わる首相ではなく、何が幸福で何が不幸なのか?ハッキリと
定義して、若い人がどんどんチャレンジできる国の形を作ってほしいものです。

プロモーション事業部
田口