週刊コラム 創設された奨励金について思うこと

最新更新日:2017/09/05

週刊コラム

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先日、新幹線のパーサーをされている方から興味深い話を聞きました。
グリーン車と普通車とでは、下車時にリクライニングシートが元に戻されている率は圧倒的にグリーン車の方が高く、また網棚やモノ入れネットにある新聞やゴミの数も普通車に比べグリーン車の方が少ないとのことでした。

これは一体何を意味するのでしょうか?

グリーン車と普通車に乗る方とで何がどう違うのか。
単純に、東京=大阪間では、グリーン車に乗車するには普通車の料金に加え片道5,150円の費用が掛かります。つまり、新幹線→移動の手段→到着時間は同じという前提で、普通車ではなくグリーン車に乗ることに対して往復1万円強の費用を出せるというのは、それなりに経済的余裕があることが前提となります。社用による出張に限って言えば、社長や役員など相応の地位にある方ではないでしょうか。

つまり、社会的地位が高くあるいは経済的余裕のある方のほうが、マナー意識が高いということなのでしょうか?

正確な意識調査や統計データに基づくものでは無いため一概には申し上げられませんが、そのような属性にある方のほうが、一般の方のより回りや相手の立場に立って考えることを常として習慣になっているのではないでしょうか。逆に言いますと、そのような属性であるからこそ、社会的地位が高く経済的にも(精神的にも)余裕が生まれるのかと思います。

同じ一般職の方でも、同期入社でいち早く出世される方というのは、単に仕事が出来るだけでなく、その個々の業務の繋がりや社内における立ち位置や関係性、関連部署への気配りなど俯瞰的にモノを見られる方ではないでしょうか。相手の立場に立って物事を考えられる余裕や配慮がいい仕事に繋がり(また回りの信頼も得て)、結果としてプラスのスパイラルを生み出します。

新幹線を限られた時間で清掃しなければならない方の立場になって考えると、リクライニングシートを元に戻したり、自らの出したゴミを手に取って捨てるというのは、その方達にとってはマナー以前の問題なのかも知れません。

プロモーション事業部
北村



平成22年9月24日に、3年以内既卒者の雇用に関する奨励金が創設されました。まず1つが、大学等を卒業後3年以内の既卒者で、1年以上継続して同一の事業主に正規雇用された経験がない人を正規雇用とした場合に100万円が支給されます。2つ目が、正規雇用へ向けて育成するための有期雇用(原則3ヶ月)で雇用し、その後に正規雇用とた場合に最大80万円が支給されます。
※どちらも他にも支給要件がありますのでお気を付け下さい。

現在の経済情勢により新卒者のみならず既卒者の就職活動が厳しいものになっています。学校を卒業すると、就職活動がより厳しさを増すために今回の助成金が創設されたわけですが、この助成金で企業側は採用コストの軽減を図れること・若い人材を採用して且つ助成金も狙えるチャンスでもあります。

しかしながら、企業からすれば採用してからが本当の勝負です。一人前に育て上げ、会社の売上・利益に貢献してもらわなければ採用した意味がありません。助成金目当てで採用するのと、採用した結果助成金までもらえたと思うのとでは、長い目で見ると自ずと差が出るのは否めません。

就職活動をしている側も仕事探しが大変でしょうが、本当にそんなに職がないのでしょうか。私のまわりでは、人手不足で求人募集を出しているけれども全然集まらないといった声が多いのが現実です。労働条件も決して悪いとは思いませんし、むしろ良い条件の企業も少なくはありません。何が足りないのかと言われると、それはネームバリューだけの差でしかないように思います。

雇用の創出により人は財を消費し経済が活性化していくわけですので効果が上がってほしいと思いますが、企業に対してニンジンをぶら下げて雇用して下さいという国の政策は、見方を変えるとナンセンスに思えて仕方ありません。

プロモーション事業部
木村

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