最近、新聞やニュース番組などで虐待に関する内容が増えてきました。

「しつけがいき過ぎた」「もっと遊びたかった」と、虐待を行った親の理由は様々ですが、どれも子供を子供として見ていない虐待の内容に驚くばかりです。表沙汰にならない限り、虐待として認められない現状があり、まだまだ隠れ虐待なるものが多く存在していると考えられます。

その一方で、100歳以上の高齢者についての報道も多く見られます。

つい先日、東京都足立区で、戸籍上は東京都内男性最高齢の111歳とされていた方が、ミイラ化した遺体で見つかりました。死後およそ30年間経過しているとみられており、現在までにその妻に対して遺族年金が支給されていたようです。「これからまだまだでてくるな」と思っていた矢先に、次は113歳の女性が行方不明になっているという報道を聞きました。母親とは24年前に話をしたのが最後だという娘の発言に驚き、自分の親であるにもかかわらず、他人と接するような付き合いしかできていないことに寂しさを感じました。同様のケースは続々とでてきています。

日本には現在、100歳以上の高齢者約4万人存在するようです。この中にも名ばかりの高齢者が多くいるのはないでしょうか。現在、この事実確認が全国的に行われています。もしかしたら、長寿番付は大きく変わるかもしれません。

このように一度発生した問題は、次から次へと連鎖されていき、あっという間に広がっていきます。上記のように、見えなかったことが見えてくることで事実が判明し、結果として世間の関心を集めることになります。その結果、良い方向に動いていく場合もあります。

反対に、悪影響を残しただけで終わるようなこともあります。小さな問題でも負の連鎖を繰り返せば、取り返しのつかない状況になり、事実がわからないまま深い闇の中へ落ちていくこともあるはずです。その問題に対して先手をうち、予防対策をしておくことが一番ですが、問題が発生した後でもその後の行動次第でまったく違った結果になりますので、冷静に対処していくことが必要になります。

今後も事件の報道が流れた直後の様子だけでなく、その後の世間全体の動きを見ていくことで、何か新たな発見ができると思っています。それをどんなかたちであれ労務管理に活かせることができればと考えます。


マネジメント事業部