4年に一度のサッカーの祭典、W杯が開幕しました。私も幼少の頃サッカーを経験していましたので心躍る部分もあります。試合の行方や世界的プレイヤーも気になりますが、W杯がもたらす経済効果も多少なりとも気になるところです。W杯に限らず、野球のWBCやオリンピック等の大規模イベントがあると、テレビ等の家電需要や観戦旅行等で消費を押し上げ、直接的な投資が流通や雇用にも影響を及ぼし、通常の数倍とも言われる経済効果が期待できます。

2002年の日韓共催W杯では、自国開催ということもあり国内スタジアムの新設や改修等の投資が大きくものをいい、約3兆3千億円もの経済効果が生まれたとされています。この多額の経済効果は、日本代表が決勝トーナメントにも進んだことも大きな要因とも言えるでしょう。2006年のドイツW杯では建設投資がなくなりましたが、薄型テレビやDVDといった家電需要、さらにはドイツという比較的訪れやすいヨーロッパの地であったことから観戦旅行による押し上げもあり、約4千億円の経済効果を生んだとされています。

では2010年南アフリカ大会ではどうのように予測されているかですが、地デジ化を控えての買い替え普及が進んでいるのでこれまでのような伸びではないそうです(それでも通常時よりも売り上げは伸びていますが)。また、観戦旅行の需要の低さも経済効果予想を押し下げており、治安問題や値段の高さがネックとなっています。経済効果の予想は2006年の半分とまで言われていますが、日本代表の活躍次第では大きな経済効果をもたらすでしょう。

間接的に大きなうねりを生み出す点は、人事制度とも似ています。人事・経理・総務は直接的な数字を生み出すわけではないですが、人事制度により社員のモチベーションを引き上げ会社の売上・利益に貢献する、一つのきっかけで大きな効果をもたらすと言えます。

サッカー日本代表にはベストパフォーマンスを期待しています。その結果大きな経済効果が生まれることも期待しています。

プロモーション事業部
木村