2月だというのに生暖かい日が続いたかと思えば、3月に入ったとたんに冬に逆戻りしたように寒くなったりと、おかしな気候で体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。
とは言っても寒いのも暑いのも苦手な私としては、春の到来は何よりうれしいことです。

さて、最近の経済状況について目を向ければ、相変わらずマイナスなニュースばかりが目に付きます。
内需には不安材料が多く、総合的な物価動向については前年同期比でマイナス3・0%となるなど、依然デフレは深刻な状況のようです。値下げ合戦の競争に拍車がかかり、企業の収益を圧迫している様子。
こうした状況を反映してか、企業は採用に慎重なままで、完全失業率は9カ月連続で5%台、1月にようやく4.9%(男性 5.2%、女性 4.6%)と改善の兆しが見え始めましたが企業の採用姿勢は依然低水準に留まっていて、本格的な改善に向かうまでにはまだまだ時間がかかりそうなのが現実です。

国内景気は回復傾向との見通しもあるようですが、「緊急雇用安定助成金」などの助成金を活用し、従業員を休業させている企業はまだまだ多く、潜在的な失業率は8%程度にも及ぶという見方もあり、予断の許せる状況ではありません。
毎日通勤で満員電車に乗っているとこうした状況が実感を伴ってこないのですが、先日業務でハローワークに行った際、求人コーナーの人の多さに驚いてしまい、現実を目の当たりにした思いでした。

失業給付の総額も2009年度に1兆円を大幅に上回り、6年ぶりに高水準となる可能性が高まっており、2010年度においてもこの水準で推移していきそうです。
このまま雇用情勢改善が遅れると収支が悪化し、雇用保険料率の改定にもつながりかねません。
遅々として進まない雇用改善ですが、今後の政策や法改正の動向について注意し、情報提供をおこなってゆければと考えます。


マネージメント事業部
寺面