いよいよ来週から始まるワールドベースボールクラシック(WBC)。その日本代表で4番を務める横浜DeNAの筒香選手。今や日本を代表するスラッガーの一人ですが、先日あるテレビ番組で密着取材を受けていました。

スポーツの世界のみならず、プロという世界で活躍する人のほとんどは、往々にしてその年齢以上にしっかりした発言や考え方を持っている人が多いものです。番組内で筒香選手も「野球ばかりだと野球バカになってしまう。政治のこととか、今、日本がどうなっているかなどを考えるようにしている」と言っていました。まあ若干抽象的な言葉ではありますが…。

と言っても、結果を残さなければ消えていく世界なので、本業に専念するのは当然の話ですが、特にスポーツの世界においては、心・技・体が重要と言われています。その『心』の部分を鍛える、充実させるためには野球のことだけでなく、いろんなことに対して「興味を持つ」、「考える」ことが大切だという意味なのかもしれません。何事にも広い視野を持つことが大事ということですね。

プロとは、若き日より英才教育を受け(例外もいますが)、並々ならぬ努力を積み重ね、その中でも選ばれし者のみぞが辿り着ける世界です。プロたるや、脇目も振らずその道を極めるもの。スポーツの世界においては古くからそういうイメージが強いですが、最近では国内のみならず海外で活躍する選手が増え、その国の言語を習得する選手も多いことから、外国語が話せる=語学力が必要=勉強もできなければダメ、みたいなイメージが強くなったのは確かです。ただ、そういう勉強が出来るという意味ではなく、重要視されるべきは「考えることの出来る能力」、「頭の回転(の速さ)」のはずです。

結局のところ、どの職業だからという話ではなく、我々もそうですが、人事労務の知識だけでクライアント先と良好な関係を築くのはなかなか難しいものがあります。本業を疎かにしては論外ですが、いろんなことに興味を持ち、アンテナを張ることで引き出しも増え人としの厚みもでてくるのだと思います。

平成29年2月28日

コンサルティング事業部
城戸