新年明けましておめでとうございます。元号が「平成」になって、気付けば30年まであと1年となりました。年を経るごとに月日の流れの早さを痛感しますが、それ以上に、昨今のビジネスを取り巻くスピードの加速に驚くばかりの今日この頃です。
 
 その要因の一つとして、数年前より第4次産業革命と位置付けられている、人工知能(AI)やIOTの台頭による産業構造の転換があります。産業革命の定義もあいまいなものですが、イギリスに端を発した産業革命が18世紀頃に発生し、アメリカに代表される第2次産業革命が19世紀後半頃にあり、日本に代表される第3次産業革命が20世紀後半頃にあったことを考えると、産業革命の発生する間隔がどんどん短くなっていることに気づきます。前回の革命はたかだか20年前に発生していることを考えると、第5次産業革命は15年後くらいには発生するのでしょうか。いや、その頃にはもう「革命」なんて大げさな表現はされていないかもしれません。それだけ進歩というものが日常的なものになっているのだろうと思います。

 これだけ急激な技術等の進化に対して、ビジネスに限らず我々人間はついていけるのか、また時にはその必要性があるのかとすら思います。原発問題はじめ、制御できないモノや技術に人間が振り回される構造が近年は目につきます。制御してこそ人間であり、モノや技術に振り回され使われるくらいならない方がマシです。映画の世界のように、制御不能になったロボット達の暴走で世界が支配される、なんてことになりかねません。

 そうは言いながらも、日本では人口減少による労働力の低下が始まっており、直接的ではないにせよ、長時間労働による過労死などの問題も抱えています。労働力を安易に外国人に頼れない日本の現状においては、第4次産業革命は時代の要請、必須なのでしょう。AIやIOTをうまく活用・制御して諸問題が解消されるように人間が知恵を絞る、今年は特にそんな年になる気がします。

 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


平成29年1月1日

プロモーション事業部
吉村