まだまだ暑い時期が続いていますが、今年の夏もゲリラ豪雨のニュースが各地で報道されています。

いきなり空が曇ってピンポイントで激しい雨が降り、地下鉄の駅に雨水が流れ込んだり、マンホールのふたから水が溢れてきている映像をよく目にしますが、皆さんも実際経験されたことが少なからずあるかと思います。

ある時期から急に発生頻度が増え始めたゲリラ豪雨ですが、原因としては地球温暖化により日本の気候が熱帯化していることと関係があるようです。また都市部においては、緑が少なくなりアスファルトの地面が増えたことにより、地表の熱が奪われずこもった状態になるという「ヒートアイランド現象」も影響しているといわれています。

ゲリラ豪雨が厄介なのは、その日の天気予報が晴れだとしても気温が高いといつ何時起こるかわからないところです。晴れの予報がでればほとんどの人は家を出るとき傘を持っていきません。お客様の大事な荷物を運ぶ運送会社の人や外回りでスーツを着ている人たちが豪雨でずぶ濡れになってしまうとかなりの被害が出てしまいます。予期せぬ大雨というのは本当に困るものです。

気象面もそうですが、経済面においても近年リーマンショックやサブプライムショックなどの予期せぬ大きな経済事変が起こっています。ゲリラ豪雨と同じように大きな目でみれば予兆はあったのかもしれませんが、その影響が表面化し、実際に被害を被るまでのスピードは恐ろしく早いもので、いざ起こってしまうとどうにも手がつけられません。

ではどのようにこういった突発的な被害のリスクを最小限に抑えることができるのでしょうか。ゲリラ豪雨に関してはいつでも傘を持ち歩く、経済環境の変化に関しては日々関連ニュースをチェックする、などすぐに思いつく手段はいろいろとありますが、その前にメンタル面、つまり私たちの心のあり方のほうが大事なのではないでしょうか。

「そんなこと聞いていない」「こんなことありえない」などと自分以外の何かのせいにしても問題の根本的な解決にはなりません。残念ながら現在は不安定な世の中です。「いつ何が起こるかわからない」、そして「いつ何が起こっても動じない」という心のあり方が一番のリスク管理になりうるのではないかと思います。

平成28年8月18日

コンサルティング事業部
岩田