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保育園に入れないという悲痛の叫びが、「保育園の増加」「保育士の待遇改善」に繋がろうとしています。

女性活躍推進法なるものが制定され、企業には女性の活躍推進に向けた行動計画等の策定が義務付けられましたが、保育園に入れなければ活躍どころか働くことさえできません。
育児休業取得者が復帰するまでの間に代替要員を確保し、実際に育児休業者が復帰できた場合には助成金が出たりもしますが、保育園に入れなければ復帰もできません。

保育園に入れないがために退職せざるを得ない。経験値の高い女性社員や能力の高い女性社員を退職により失うことは企業にとっても大きな痛手であり、新たに社員を採用して育てるには時間も手間も要します。

保育園が不足しているのであれば増やせばいい、というのが簡単な考えですが、待機児童が多いとされている地域で土地建物を確保しようとすると、決して少額ではない賃料が発生します。また、騒音等々の問題があるため、保育園を増やすということも困難なようです。

保育園を増やすことができても、働き手である保育士がいなければ何の解決にもなりません。大変な労働環境にも関わらず賃金は決して高くなく、家に仕事を持ち帰ることもあるようです。いくつかの市町村では保育士の賃金を上げようとしていますが、それでもまだまだ賃金差があるのが現実です。

待機児童の定義も曖昧で、今回を機に問題が出てきたような気がします。私の住んでいる市町村は待機児童ゼロをうたっていましたが、いやいや我が家の子供は待機児童で保育園に入れなかったのですが…。

今すぐというのは無理でしょうが、遠くない将来、全ての地域で待機児童がゼロとなることを切に願います。

平成28年3月29日

コンサルティング事業部
木村