「私は育児休業を取得する。」
そう堂々と宣言して、国の法律を変えようと動き出していた国会議員。

自らのスキャンダルで、議員辞職まで追い込まれましたが、「イクメン」という言葉だけは日本中に大きく知れ渡りました。

今回の一件で、イクメンという言葉は「男性の育児休業」を示すことが多くなりましたが、本来は、「積極的に子育てを楽しみ、自らも成長する男性」を指しているようです。

先日、我が家にも新しい家族が誕生し、週末は妻の実家を訪問し、一歩たりとも外出せずに、一日中子供と接する生活を送っています。今まさに、育児の大変さと面白さを身体で実感しているところです。そんなこんなで、少しだけではありますが、泣き声で何を欲しているのか判断できるようになってきました。お腹が減っているのか、抱いてほしいのか、眠たいのか等、泣き声一つでもパターンがあるように感じます。まだまだ勉強中です。私は、現時点で育児休業を取得していませんが、イクメンを目指して日々精進しています。

長年の間、育児=女性という方程式が出来上がっており、育児に積極的に携わる男性がいたとしても、国や会社の制度から市販されている商品に至るまで、育児に関係するモノやコトは、男性から離れたところにありました。それが今では、男性の育休休業初取得企業に支給される助成金が今後新設されたり、イクメンをターゲットとした商品が増えてきていることなど、育児に対する考え方が大きく変わり始めています。ようやく、本当の意味で、男性が育児に参加する時代がやってきました。

今後、イクメンをターゲットにしたビジネスは加速していくはずです。少なくとも、男性の育児休業取得者が増えることは間違いありません。国としては、女性の離職率や待機児童を減らす策を打ち出すだけでなく、男性が育児休業を取得しやすい環境を作っていくことこそ、我々子供を持った親(男性)が求めているものです。

そう考えてみると、あのスキャンダルは別として、イクメン議員が宣言していたことは間違ったことではなかったものと思います。


平成28年3月7日

マネジメント事業部