常識のある人、常識のある行動・言動、非常識な人、非常識な考え、etc.

「常識」の意味を調べると次のように書いてあります。
○一般の人が共通して持っている、または持つべき知識・理解力・判断力。
○ごく当たり前で、目新しさや特徴がないさま。世間一般の通念から考えて、妥当、穏健であるさま。
今さら調べるまでもなく、予想通りのことが書いてあります。

常識には二種類あると思います。ひとつは法的に拘束されている常識。人を殺めてはいけない、人のものを盗んではいけない、赤信号で渡ってはいけない等、これらは幼い頃から植えつけられてきた「常識」です。ごく一部の人を除いては周知の事実ですし、異論を唱えること自体が滑稽だと判断されます。

もうひとつは、これまで歩んできた人生における経験から培われた常識。これは時としてやっかいです。なにせ正解がないから。人と人とが衝突する理由は、意見の食い違いや考え方の違いによるものがほとんどです。この「相違」は、その人の持つ常識が相手にとって常識ではない場合に起こります(逆もまたしかり)。先に述べたように法律で定められたものであれば答えは決まっていますが、こちらの場合は完全な正解はありませんので、お互いが譲歩しない限り、また理解し合わない限り解決しません。

自分の常識外の考え方を突きつけられたとき、どう振る舞うかでその人の寛大さが測れるのかもしれません。@間髪いれずに拒絶するのか、Aありえないと切り捨てるのか、B逆に一旦飲み込んで理解しようと努めるのか、C無条件で受け入れるのか。みなさんはどうですか?理想はやっぱりBでしょう。
そういう意味で言うと私などまだまだ未熟者です。

プライベートやビジネスにおいて、度合いはピンキリであれ衝突は付き物です。頑張るのは、相手の立場に立つのは、理解しようとするのは、「どちらか」ではなく「どちらも」です。この仕事していると、いろいろなトラブルに遭遇します。法律法律法律法律・・・と法律論を振りかざしたところで抜本的な解決には繋がらないこともイヤと言うほど経験してきました。もちろん、精神論上等!ではないですが、無機質な時代だからこそ人間臭さを大切にしていきたいものです。

平成27年11月25日

コンサルティング事業部
城戸