早いもので今年も8ヶ月が過ぎました。あっという間に年末を迎えることが容易に目に浮かびます。ということは、あっという間に年末調整の時期を迎えるということです。今年は年末調整を迎えるまでに、マイナンバー制度やストレスチェック制度という新しい制度が始まります。間接部門担当者様については業務過多となる平成27年の冬かもしれません。

マイナンバーについては収拾から管理まで、間接部門にとっては非常に大変な作業になります。特に「どうやって管理するか」について、頭を悩ませている担当者様も少なくないのではないでしょうか。参院本会議で可決され、9月には成立見込みとなったマイナンバー。いよいよ待ったなしの状況です。

危惧されることは情報漏洩や不正利用の問題です。これらについてはマイナンバー法により罰せられることになるわけですが、サイバー攻撃を100%防ぐことは不可能といったことを耳にして正直驚きました。私も内心は難しいだろうと思っていましたが、まさか政治家からそのような言葉が出てくるとは思いもしませんでした。実際に海外では内部での不正利用や外部からの不正アクセスといった問題が起きています。日本ではどうなのか、始まってみないと何とも言えないのでしょうか。大事な個人情報ですのでそれでは困るわけですが…。

ストレスチェックについては企業が結果を得るには従業員の同意が必要ですが、この結果を得た場合には重要な個人情報を預かるわけですから、こちらの情報管理も極めて重要です。ストレスチェックにも守秘義務がありますので、これに違反すれば罰せられます。

こうしてみると、企業の間接部門が触れる情報は全てと言っていいほど大事な個人情報です。情報管理であったり守秘義務といったことは企業の責任・間接部門の責任でもあります。労務管理はお金をかけるか手間をかけるかと言われますが、個人情報管理も全く同様。と同時に、どれだけ優れたシステムを導入してもそれを扱う従業員の意識が低かったら大問題なわけで、当たり前ですが個人情報に触れる従業員の教育も必要不可欠。これらのリスクをコントロールし排除できるだけの能力を有している人こそが間接部門に求められていると言えるでしょう。

平成27年8月31日

コンサルティング事業部
木村