4月になり、街のあちこちで新入社員と思しき若者を目にする機会が増えてきました。各企業では、この潜在能力あふれる新人をいかに教育していくか、ということに頭を悩ませる時期ではないでしょうか。実際、企業を訪問した際に人事担当者から「何か良い研修なり教材なりないだろうか?」と相談を受けることも少なくありません。私は決まって新聞の購読を勧めています。

私は新聞社の回し者ではありませんが(笑)、本当に新聞の購読は新人の育成に一役買います。社会的常識も身に付きますし、世の中の動きがわかるのでアンテナの感度もよくなります。語彙力・読解力の向上は言うに及ばず、毎日続けることで、社会人としての教養がみるみる上がっていきます。

そもそも、新人教育の目的は何でしょうか?業種・職種の垣根を越えざっくり横断的にいうと、自分の頭で考え行動する=自走する人間を創ることではないでしょうか。最低限の知識の習得は必要ですが、育てるべきは知識ではなく考える力です。では、考える力をどうやって育てるかといえば、自分で考える鍛練=新聞の購読となるわけです。受け身で1〜2日の研修を受けるのとはわけが違います。

新聞の購読といっても、webではなく、アナログ(紙面)の方が望ましいといえます。一つ一つの情報としては同じかもしれませんが、ネットだと選り好みして情報が偏るおそれがあります。情報を取りに行くことも意外とエネルギーが要りますし。紙だと、全ての情報がワンセットですから、見出しにだけ目を通し読み込む部分を絞り込むことも可能です。

注意したいのは、新聞の情報を100%信じないことと、情報収集だけで終わらせないこと。よく内容を記憶するだけの人がいますが、それでは意味がありません。それぞれの情報に対して、自分なりの見解を持つことが大切です。

それゆえ、新聞の内容に違和感を持ち、購読している新聞を別新聞に変える、あるいは新聞を2つ購読するようになればしめたものです。自分なりの意見が芽生えてきた証拠です。その新人は例外なく伸びています。私の拙い経験では、ですが・・・

会社にとって、手間もコストもかからず、うってつけです。是非お試し下さい。


平成27年4月22日

プロモーション事業部
吉村