先日労働新聞に全国社会保険労務士連合会の取組みで労務管理規定や労務管理の実態を診断し企業データベースサイト上で公表する新サービスを開始したという記事がありました。

 目的は、企業の労務管理体制の健全性を社労士が認定することで企業の信頼性を高め、ビジネス取引の拡大や優秀な人材を確保する仕組みづくりを行うという事です。

 昨今コンプライアンスを遵守するということが企業の責任である旨が浸透してきてはいますが、未だにブラック企業と言う名を耳にすることも多く、企業の実態を見てみるとまだまだであることは明確です。

 また現在の国に取り組みもあいまいなもので、法令順守できていない企業があったとしても調査対象にならなければ全く指導や罰則を課せられることがありません。

 ですので今の世の中というのは正直者が損をするようなところがありこの仕事をしているといやでもそういうことを目にしてしまいます。

 今回の社労士会の取り組みでは真面目に真摯に労務管理と向き合っている企業の市場競争力、人材確保の競争力を向上させるという目的があります。

 しかしまだまだ知名度が低く、実用性に乏しいところもあります。またお金を払えばお墨付きを与えるような社労士も出てくるでしょう。

 しかし、こういった取り組みを行い、コンプライアンスを遵守している企業(正直者)が報われる世の中になる仕組みを作ることが今の日本には必要であると考えています。

 我々も微力ではありますが、そういった仕組みづくりに貢献し、正直者が得をする世の中というものを構築して参ります。

平成26年12月15日

コンサルティング事業部
坂上