今日も明日も明後日も、きっとこの広い世界のありとあらゆる会社で「不毛な会議」が行われているはずです。

冒頭から唐突ですが、皆さんも心当たりはありませんか?もはや儀礼と化した「会議のための会議」のことです。もちろん定期的な会議の全てが悪というわけではないけれど、当初はそれなりに意味のある会議だったものが次第に形だけのものとなって…というケースも結構多いように思います。

そもそも会議を有意義にするためには、いくつかのコツのようなものがあるわけですが、今日はその中でも特に見落としがちな点を紹介したいと思います。

さあ会議を開催するぞと意気込んで、(そうそう、準備が大切なんだよ)と、事前に話し合うべき項目をリストアップして案内しておくわけですが、私たちがよくやるのが名詞だけで論点を設定することです。例えば「間接費削減について」のように。

それだと皆は間接費節減に関する意見を言えばよいと考えますので、ある人は「間接費削減より売上増大の方が急務だ」とそもそも論を言い、ある人は「ムダな出張をやめましょう」と手段を言い…そんな風になってくると会議が混乱してしまうのも当然です。

そこで「間接費削減は我々にとって重要な課題か?」「間接費を削減するために何をすべきか?」といった具合に極力論点は“問い”にしておきましょう。そうすれば何を話し合うべきか(考えるべきか)の焦点を絞ることができます。そんなこと言ったって上手く問いの形にできないよというときは、自分も何を話しあえばよいのかよく分かっていないことが多いのです。


もう一度言います。論点は“問い”で。
次の会議から早速試してみてください。きっと会議参加者からも「今日の会議はなんだか良い話し合いができたような気がするなあ」という声が聞こえてくるはずです。


平成26年9月29日

コンサルティング事業部
増尾