イルミネーションの光が街を彩り、そして冬らしい寒さを感じ、今年も残り2ヶ月を切ったことを実感しております。これ以上に今年も残りわずかであることを感じることが弊社にはあります。それは年末調整業務です。

早いところでは年末調整の申告書が弊社に郵送され、保険料や扶養の確認作業を行っています。これからますます本格化していきますが、年末調整業務が本格化すると、1日があっという間に終わっていき、気付けばもう年越し…という感じで年末を迎えている気がします。

この年末調整ですが、家族構成や生保等の控除を確認して源泉所得税の還付・不足額を計算して終わりではないというのが私の持論です。源泉徴収票や源泉徴収簿を見ながら、「この人は○○という役職、家族構成○人、この収入は妥当なのかそうでないのか?」ということを考えることも必要だと思っています。

賃金規程(賃金体系)や評価規程、こういったスキームが確立されている企業であれば特に問題ないのですが、このスキームがない場合、賞与査定や給与改定(昇降給)査定はどのようにしているのだろう?と、イメージが膨らみます。従業員が納得していれば問題ないのですが、従業員が何を評価されているのかわからないというのは非常にもったいないことです。私が見る限り、こういった企業では優秀な人材ほど他社への転職を考え、優秀ではない人ほど会社に残る傾向にあります。

年末調整や労働保険の年度更新、健保・厚年の算定は従業員の賃金を考察する絶好の機会です。年末調整の時期は年末を控え慌しい毎日かもしれませんが、やってみて損はないですし、年度が変わる時期からの給与改定を考えられている企業であれば、年末調整と一緒に考えることで通常とは違った角度から考察することができます。

私は賃金の棚卸と呼んでいますが、皆様もされてみてはいかがでしょうか?

プロモーション事業部
木村