人事労務に携わる皆様、「社会起業家」という言葉をご存知でしょうか。私は、先日この言葉を初めて知りました。

ある会社が実施した「2012年新入社員意識調査」の結果によると、「自分が働きたい職場の特徴」の上位5つは、次の通りとなったそうです。

(1)お互いに助け合う職場(49%)
(2)アットホームな職場(44%)
(3)遠慮をせずに意見を言い合える職場(42%)
(4)活気がある職場(41%)
(5)皆が1つの目標を共有している職場(35%)

理想としては素晴らしく、横の繋がりを重視していることがうかがえ、またこのような職場環境が形成されれば、売り上げも自然と上がっていき、結果だけを見るとこうなれば非常に頼もしくも見え、これに向かって突き進むことを期待します。

ただ最近の若者は、タイトルにもなっている社会起業家を目指しているそうで、社会にどれだけの強い効果を与えたかを成功の尺度にしているそうです。簡単に言えば、会社や売り上げはどうでもよく、自分自身の力がどれくらい影響力があるのかを感じ、その結果に基づいた正当な評価をしてほしいというものでしょう。

私が思う成功の尺度とは違うな・・と感じました。例えば営業であればインセンティブで動機づけをされたりしながら、お客様にサービスをして売り上げを上げていき、その実績を計って、会社に対する貢献度と自分の報酬のバランスがどうあるかを見ながら、やりがいを感じたりして自己を高めていき、結果として成功していくものだと思います。


社会起業家という言葉は昔からあるそうで、実は出発点が違うのですが、おそらく現代の若者を揶揄しているものであり、このように揶揄される若者は、そんなことは無い!と奮起して先輩、上司を見返してほしいと思います。


社会起業家を目指す若者をいかに会社に振り向かせることができるのか、経営者あるいは管理職の手腕が問われる時代であるなと、言葉一つからしみじみと感じました。

プロモーション事業部
長尾