最近の求人を見ると、『コミュニケーション能力』という言葉をよく目にします。
弊社でも先日採用募集を行ったので、採用したいと思う人材のポイントを
考えてみると、この『コミュニケーション能力』は一番大事だと思います。

「面接日時のメールを送っても返事が無い上にドタキャンする」
「面接で質問をしてもこちらの目を見て話さず、ボソボソと返答する」
「退職理由を聞いても、前職の悪口ばかりで自分に非が無いことだけを強調する」
「応募動機を聞いても、ここで働きたい、という熱意が感じない」

面接官が良いなぁ、好きだなぁ、と思うようにどうして返答しないのか?
履歴書を通して自分は面接官にどう思われているのか何故考えないのか?
言葉だけでなく、視線や身振り手振り、姿勢など非言語でも自分の気持ちを
伝えようと何故しないのだろうか?
近頃の若者は何故考えないのか、私には不思議でならない。

私が面接で判断する『コミュニケーション能力』とは、
「自分の言葉で説明が分かりやすく、伝え方が上手な人」
「面接官の目をしっかり見て、質問に対して的確に切り返せる人」
「明るく前向きな姿勢で立ち振る舞う人」
の3点が大事だと考えます。

どんな業種・職種でも仕事内容は3年もすれば慣れる。
しかし、人間関係は働いている限り必ずついてまわり、慣れるということは無い。

自分のことを客観的に見ることが出来ない人が相手のニーズを探り当て、
自社製品・サービスを適切に売ることなんて出来ないし、熱意無く、
暗い雰囲気を醸し出している人の話を誰が真剣に聞くだろうか。
 
逆に「仕事が出来る人」は、相手との精神的距離間を把握し、
相手のニーズを読み、自分がどう思われることがベストなのかを即座に
判断・行動できる人、すなわち「相手の立場で考えることが出来る人」だと言えます。

こういう人材の応募がどこの企業でも年々減り、取り合いになっているのが現状です。
有効求人倍率が上がらないのは、何も景気や企業の所為なんかだけでなく、
応募する側の資質にも問題があるのは否めません。

『企業は人なり』、企業を活かすも殺すも人材次第、近頃多い「問題社員」を
採用しないためにも、欲しい人材像を明確にし、教育・指導することで
その人材像により近づく人を採用できるかどうか、
すなわち『目利き力』を持っているかどうか面接官には問われる時代になってきています。