2009年06月01日
講演や雑誌などによく「人生の棚卸し」という言葉が出てきます。
企業経営者とお話させて頂くときにも出てきたりします。
でも実際はどのような意味があるのでしょうか?
この場をキッカケに少し考えてみました。
箇条書きで構わないと思いますが、
どのような仕事をしてきたのか
どのような企業と付き合ってきたのか
どのような人物と出会い、どのような人脈ができたのか
学んだことや覚えた知識は何なのか
自ら意欲的に取り組んだことは何か etc
いろいろ考えるとキリがありません。
結局は自分史的なものになり書き方も十人十色になると思います。
これでみなさんは何がわかると思いますか? 私が思ったのは
これを作ることによって自らの意志による結果と自分の意志ではなく
そのようになってしまった結果と二つに分かれると思います。
いわゆる「自分の得意分野」というものがハッキリと見えるはずですし
逆に言えば自分の弱点もさらけ出すことになります。
みんさんも日々一生懸命生きているとは思います。でも一生を考えてみて
今は人生のどの位置にいるのだと考えている人は多くはないと思います。
この人生の棚卸しは自分史であったり、これからの生きていくうえでの地図に
なるものだと思います。今自分はどの位置にいて今後は得意分野を
活かしてどのようなことをしていきたいのか?
考えるには充分すぎるほどのデータは仕上がってくると思います。
会社内で頂点まで駆け上るのもいいし、独立して勝負してもいいし・・・
自分史は世界に一つですから自分の意志で将来の地図を描くことができます。
得意・不得意というのは人によって違います。自分史によって見える未来も
違ってくるというのが「人生の棚卸し」の意味かなと考えております。
私ももうすぐ区切りの年がきます・・・
ここで人生棚卸しをしてみたいと思います。
田口