平成24年賃金構造基本統計調査の結果が発表されました。
今回は、新規学卒者の平成24年初任給(6月分)についての集計結果がまとめられています。

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◇ 調査の概要 ◇

【学歴別にみた初任給】

・大学卒の初任給は男女とも前年を下回り、高校卒の初任給は男女とも前年を上回る。


【企業規模別にみた初任給】

・大企業(常用労働者1,000人以上)及び中企業(同100〜999人)では
 大学卒の男女で前年を下回り、
 小企業(同10〜99人)では大学卒および高校卒の男女で前年を上回る。


【産業別にみた初任給】

・最も初任給が高かった産業は、大学卒では男女ともに「学術研究、専門・技術サービス業」、
 高校卒では男性が「建設業」、女性は「生活関連サービス業、娯楽業」。

・一方、最も低かった産業は、大学卒で男性は「医療、福祉」、
 女性は「宿泊業、飲食サービス業」、高校卒では男女ともに「金融業、保険業」。


【初任給の分布】
・大学卒の初任給は男女とも20万円台が最も多く(男性41.2%/女性29.2%)、
 高校卒の場合は男性は16万円台(35.1%)、女性では15万円台(30.7%)が最も多い。

 
※調査対象
 常用労働者を10人以上雇用する民間事業所のうち、新規学卒者を採用した14,109の事業所
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『うちの会社の初任給って世間の相場と比べてどうなのだろう、高いのか、それとも低いのか・・・。』
などと、新規学卒者の採用が決まった会社からは、初任給設定の相談をいただくことも少なくありません。

初任給は既存社員とのバランスも考える必要があり、大きな変更は取り入れ難いものです。

しかし、採用にあたっては時代を読んで良い人材が取れるかどうかのポイントでもあります。

また、初任給に加えて長期的な賃金モデルを明確に説明できることも重要になってきます。

こういった統計結果も目安にしつつ、全体の賃金設定の見直しも経営戦略のひとつとして定期的に
設けていきたいものです。

そういったご相談もまたお待ちしています。


詳細な統計結果はこちらをご覧下さい。