法的に問題はありませんが、次回以降の付与日に注意が必要です。

 例えば4月1日に入社した社員に対して本来10月1日に発生する10日の有給休暇のうち2日分を7月1日に前倒しして付与するような方法を「分割付与」と言います。
分割付与自体に違法性はありませんが、前倒しして付与した日が基準日となりますので、この例で言うと翌年の7月1日には11日の有給休暇を付与しなければならなくなります。
その他分割付与には次の要件をすべて満たしている必要があります。

(1) 分割付与となる有給休暇は入社初年度に発生する年次有給休暇に限る
(2) 前倒しした残りの有給休暇は、入社後 6 ヵ月を経過するまでにすべて付与しなければならない
(3)短縮された期間はすべて出勤したものとして出勤率の算定を行うこと