毎月の所得税は、国税庁が出している「給与所得の源泉徴収税額表」から計算して算出します。その税額表は、甲欄・乙欄・丙欄の3種類の区分で分けられています。

甲欄・・・給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の提出がある方に適用します。主たる給与の支払先であればこちらが適用され、大半の従業員の場合に甲欄を適用します。

乙欄・・・給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の提出がない場合に適用します。2カ所以上から給与をもらっていて、別の会社で給与所得者の扶養控除等(異動)申告書を提出している従業員に対して乙欄を適用します。

丙欄・・・日雇賃金を支給し、2ヶ月以上連続して雇用しない従業員を対象とします。

つまり、主に働いている会社での所得税が甲欄で、ダブルワーク先の所得税が乙欄ということになります。

社員はともかく、パートの方であまり甲欄・乙欄を意識することなく、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書を提出される方もいらっしゃいますので、提出時の確認は必要です。

ちなみに、毎月の給与が少なくても乙欄であると、所得税が控除されてしまいますので、ご注意ください。

平成28年3月22日