まず社会保険料ですが、支給される賞与額の1,000円未満を切り捨てた額(標準賞与額)に健康保険と厚生年金保険、それぞれの料率を乗じて算出します。(ただし政府管掌健康保険は年間540万円、厚生年金保険は1回につき150万円が上限となります)。雇用保険は月例の給与計算時と同じ料率をかけて保険料を算出してください。

これら社会保険料を控除した後が賞与の課税対象額ですが、賞与の所得税は、支給月の前月の給与における課税対象額と扶養親族等の数で乗率が決まります。

リンク(国税庁):http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/zeigakuhyo2008/data/04.pdf

なお前月に給与を支払っていない場合や、賞与の額が前月課税対象金額の10倍を超える場合はこの表によらず次のような計算方法となります。

■前月給与がない場合
(1)賞与の課税対象額÷6
(2)(1)の金額が月額表(給与計算で所得税を求める際の税額表)で当てはまる税額×6
※賞与の計算期間が半年を超える場合は6を12と置き換えます。

■賞与の課税対象額が前月給与の課税対象額の10倍を超える場合
(1)賞与の課税対象額÷6+前月課税対象額
(2)(1)の金額が月額表(給与計算で所得税を求める際の税額表)で当てはまる税額-前月給与の所得税額×6
※賞与の計算期間が半年を超える場合は6を12と置き換えます。

非常に面倒な感じがしますが、所得税は最終的に年末調整などで年税額として確定することはご承知の通りです。

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→http://www.pmc-net.co.jp/kyuyo.html)