お尋ねのように、通常の賞与に上乗せして創立記念祝い金を支給するような場合、所得税については計算しますが、社会保険料については、会社が恩恵的に支給するものであれば対象とはなりませんので、通常の賞与額についてのみ社会保険料の計算をしなければならず注意が必要です。

源泉所得税については、今回のように通常の賞与と合わせて支給するのであれば、賞与と合算した総支給額を基に税率を乗じて源泉徴収するとよいでしょう。賞与に関する所得税の源泉徴収は、その人の前月中の給与等の課税対象額と、扶養親族等の人数をもとに乗ずべき税率が求められます。詳しくは国税庁から配布されています源泉徴収税額表を参照下さい。

健康保険料・厚生年金保険料についてですが、今回のような創立100周年を記念する祝い金は、任意的、恩恵的な支給であり、労働の対価として支給するものではありませんから、健康保険・厚生年金保険における標準賞与額の対象とはなりません。雇用保険料についても同じ理由から控除する必要はありません。ただし、就業規則等においてその支給要件が明記されてあれば賃金となるため、雇用保険料控除の対象となります。